10年経つと・・・

10年経つと街は、大きい、小さい、差はあれど、変わります。私自身は、10年前、大学院生から社会人になる時でした。当時は、10年後に独立しているとは思っていませんでした。

コロナウィルスで緊急事態宣言が出る少しだけ前に行ってきました。

下北沢

今年から下北沢に行くことが増えました。私が大学院の修士課程の時に、よく行っていた街が下北沢です。遊びに買い物にいろいろです。

 

まずは、小田急線が地下になりました。駅が大きく変わってしまったので、私が知っている下北沢駅とはまったく異なる駅になりました。

そして、踏切がなくなりました。

スーパーオオゼキの前にあった踏切でどれくらいの時間止められただろうか?と思い出しました。今や踏切で止められることはありませんので、快適になりました。

踏切に限らず、今まで線路であった部分をどのように活用していくのか?楽しみです。注視していきたいと考えています。

 

リサーチキャンパス

下北沢から大学までの道のりにおいては、大きくは変わっていませんでした。新しいアパートが数棟建築されていました。道路が狭いために、建物を建築するにも条件が多いことから、かけた費用に対して、回収することができれば良いのだがと思ってしまいました。

下北沢は、若者の街ですので、アパートを建築するとなると、メインのターゲットは単身者向けになるでしょう。大学が近いこともあり、学生が多いです。私が所属していた研究室においても、大学の近くに住んでいる人がいましたので、需要はあります。大学が移動しないことが前提になりますので、注意が必要です。さらに、私が大学院生の時からアパートは存在していましたので、アパートの数は増えています。

 

さて、下北沢から京王井の頭線で渋谷方面に一駅いくと池ノ上駅です。大学から近いので、池ノ上駅を使う学生は数多くいます。池ノ上駅周辺は、住宅街です。持ち家、アパートが混在する地域になります。下北沢に比べると、静かな地域です。コンビニなども近くにあるので、よく行きました。

そして、ご飯を買いに行っていた弁当屋さんはそのままの形で開店していました。なんとなく嬉しい気持ちになりました。

 

大学は、ほとんど変わっていませんでした。大学院生に戻ったような気持ちにさせてもらえます。

グランドの脇で研究室のメンバーと花見をしたこと

グランドで後輩とキャッチボールをしたこと

屋上で実験に行き詰まった時に、一人で考え事をしたこと

研究発表が終わった時にBBQをやったこと

早朝から夜中まで研究室で実験したこと

冬には、屋上から星を見たこと

周辺で一番高い建物といっても過言ではありませんので、街の灯りの影響を受けづらく、キャンパス内も街に比べれば明かりが少ないので、星を綺麗に見ることができます。

 

楽しい思い出、苦しい思い出もどちらも今となっては、良い思い出です。街を散策しながら、大学院生に戻ったような気持ちになったことで、色々とアイディアも浮かんできましたので、良い機会となりました。

駒場東大前

大学から駒場東大前駅までは、ほとんど変わっていないような印象でした。この辺りは、高級住宅街という印象です。一つ一つの家の敷地が広いことと高級車が止まっていることが多いからです。賃貸アパートをほとんど見たことがありません。10年前とほぼ変わっていませんでした。

 

大学院生の時には、旧前田侯爵邸にも数回行きました。ドラマで出てくるような洋館であったことを思い出しました。また、行きたいと思いました。

 

10年経つと街の中でも変わったところと変わらないところ、自分自身の考え方も変わったところと変わらないところがあります。

見直すことができてよかったと思います。

街の中が変わってしまうと、賃貸不動産の戦略は変わってしまうので、常に街の情報を更新しておくことも必要であると感じました。

 

認知症大家対策アドバイザー

岡田文徳

 

参考:

旧前田侯爵邸

https://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/rekishi/hokubu/kyumaeda.html

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