これからの賃貸不動産は、今まで以上にコンセプトが重要になる!

不動産業界は、IT化が遅れていると言われておりますが、今後は進んでいくと考えられます。知らないうちに一気に進んでいるということもあるかもしれません。IT重説もその一つであると考えられます。

さて、賃貸住宅フェアin九州において、VR内見についてのセミナーが開催されていました。

内見は、現地に行ってやるものだ!

だから、現地での内見が無くなることはない!

と考えていると思います。

個人的にも、現地での内見がゼロになるとは考えていません。

 

それでは、どういうことなのでしょうか?

VR内見とは、現地での内見を減らす。場合によっては、なくす。可能性があります。VR技術を使うことによって、今まで、現地に行かなければ、わからなかった部屋の状況を確認することができるということです。当たり前のことを何言っているのか?とお思いかもしれません。話はこれからです。

現在の入居希望者は、ポータルサイトを見て、ある程度物件を決めうちしてから、不動産会社に行きます。それでも、内見には、2もしくは3物件ほど行くことになります。

不動産会社にとっては、負担になります。なるべく、内見数は減らしたい。しかも、遠ければ遠いほど。VR内見を用いることで、済ませたい。ここまでは良いと思います。

 

ここからです!

VR内見をすることによって、入居希望者のニーズを引き出していきます。ニーズを引き出すための当て物件ですら、VR内見になるということです。不動産会社にとっては、画期的かもしれません。手間が省けるわけです。

しかし、大家さんにとっては、VR内見で当て物件にされて、もう負け!内見には来ない!なんて事態になるかもしれません。

ということは、今まで以上にコンセプトを明確にして、VR内見にも対応できる部屋作りを心掛けないといけないということになります。

つまり、最低でも次に示す3つの内容は、すぐに言えるようにしておかなけれびならないでしょう!

(1)ターゲットは、誰か?

(2)コンセプトは、何か?

(3)なぜ、自分の物件が選ばれるのか?

3つの内容をすぐに答えられなければ、賃貸仲介をやっている不動産会社には、物件の良さが伝わっていません。VR内見は、ただ単にIT化という流れだけではないと考えます。今まで以上に不動産賃貸業という経営を行わなければ、生き残ることが難しくなるということをIT化という側面から問うているのであると感じました。

 

今でも、360度カメラを用いて、部屋全体を写している部屋があります。いわゆるパノラマ状態です。VR内見を体験する前は、パノラマで良いのでは?VR内見まで必要ないと思っていました。

しかし、実際にVR内見を体験してみると、パノラマとはまったく異なりました。臨場感があるので、本当に住んでいる状態という感覚です。

VR内見用の機材が必要になりますので、費用面の問題は、あるかもしれませんが、費用対効果があると考えれば、不動産会社は導入するでしょう!

 

大家さんとしては、不動産会社にいくら広告料を支払うと言ったとしても、VR内見の時点で選ばれなければもう終わりです。(広告料をたくさん支払う時点で経営を圧迫することは自明です。)

 

一度、大家さん自身がVR内見を体験してみると良いと思います。すると、VR内見は、ここまで鮮明にわかってしまうということが理解できるでしょう!

 

さて、どうしますか?

そのまま放置でいきますか?

しっかりコンセプトを決めて経営しますか?

 

IT化という波と表面的な波だけでなく、根本的なところを問われる波も同時に来ていると考えております。これを機に考えてみられたら、いかがでしょうか?

認知症大家対策アドバイザー

岡田文徳

 

参考

賃貸住宅フェアin九州セミナー

現地案内がなくても成約率UP!VR内見の上手な使い方

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