令和の里に行った時が、懐かしく感じてしまいます
コロナウィルスが流行する前に、福岡に行ってきた時に、令和の里に行ってきました。
ほんの数ヶ月前のことですが、懐かしく感じてしまいます。
令和という元号は、ご存知の通り、
万葉集 梅花の歌三十二首の序文が出典元です。
初春の令月にして
気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす
この歌が読まれた場所が、太宰府政庁跡の近くに存在する
坂本八幡宮です。
坂本八幡宮は、太宰府に存在するということで、行ってみると、太宰府政庁跡の近くに存在するのであり、太宰府天満宮の近くに存在するわけではないということがわかりました。
距離にして、約2.5km。
太宰府政庁跡が太宰府天満宮であると思っていたので、思った以上に距離があることに驚きました。車で行ったわけではないので、坂本八幡宮を参拝した後に、太宰府天満宮に参拝しようとすると
・バス
・徒歩
どちらかになります。
バスは通っているもののなかなか来なかったので、徒歩で太宰府天満宮に行くことにしました。徒歩にして、約40分。バス通りをそのまま歩いていれば、太宰府天満宮まで着くので、迷うことはありません。
坂本八幡宮→太宰府政庁跡→太宰府天満宮
に向かって歩いている間に、この街を色々と観察してみました。
この周辺に住んでいる人は、自宅として、家を所有していそうな感じです。そして、バス通り沿いにお店がほとんどありません。カフェらしきものが2,3軒あったくらいです。コンビニは見つけられませんでした。
生活するための食べ物や日用品等は、どこで購入するのだろうか?と思いました。車社会なので、車で駐車場があるスーパーに行っているのだろうと考えられます。
歩いている途中に「貸家」の文字を見つけました。
間取りから考えると、ファミリー向けでしょう。1階建の戸建です。駐車スペースは、軽自動車なら2台分、軽自動車よりも大きくなると1台分です。
敷地内には、他に3軒の戸建があり、3軒は入居しているように見えました。
賃料を確認したわけではありませんので、なんとも言えませんが、そのままではなかなか入居者がつかないだろうと思いました。
3軒の戸建には、入居者がいますので、入居者が入りやすいように対応すれば、空室を埋めることができるのではないか?と思いました。
立地としては、中学校に近いので、中学生のいる家庭ならターゲットになるでしょう。簡単に空室が埋まるとは言えませんが、対策を講じれば、空室を埋めることができるのではないかと思いました。
さて、太宰府天満宮に向かって、さらに歩いていると、この周辺にしては少々派手な建物が目につきました。お店のようなので、確認してみると、コインランドリーでした。
このコインランドリーを見た時に、これは儲かっているだろうなと思いました。
(1)競合
周辺にコインランドリーはなさそうです。競合となりそうなものがほとんどありません。
近くにクリーニング屋さんがありましたが、クリーニング屋さんの方が顧客を取られる可能性があるかもしれないと思いました。
(2)設備
東京のコインランドリーよりも最新の設備が入っているように見えました。最近オープンしたばかりなのかもしれません。
洗濯機:10台
乾燥機:2台
もしかしたら、洗濯機の台数に対して、乾燥機の台数が少ないかもしれませんね。
(3)駐車場
コインランドリーを使う場合には、自宅では洗濯しづらいものを持っていることも考えられます。洗濯機の台数10台分は、駐車できるスペースがあります。
東京ではなかなか洗濯機の台数と同じ台数分の駐車スペースを確保できないでしょう。東京なら、駐車スペースにするくらいなら、設備を入れた方が良いかもしれません。
(4)スタッフ
スタッフが誰もおりません。
トラブルがあった時に対応するので、人件費は少なくて済むでしょう。
これは、東京でも変わらないです。
(5)清掃状況
綺麗に掃除されていますので、男性、女性問わず使用する人がいるでしょう。
土地にかかる費用が少なくて済む分だけ、設備にお金をかけることができています。ちなみに、業務用の洗濯機、乾燥機における減価償却期間は、概ね13年です。
このコインランドリーを経営されている人は、減価償却費を取ることだけでなく、経営として、やられていると思いました。コインランドリー以外も経営されているだろうと思います。
このコインランドリーは勉強になりました。
バスに乗らず、徒歩を選択することによって、この街を少し知ることができました。コンサルタントとしても、成長する材料を与えてくれた太宰府に感謝です。
太宰府天満宮と九州国立博物館
認知症大家対策アドバイザー
岡田文徳
坂本八幡宮
https://www.dazaifu.org/map/tanbo/tourismmap/sakamoto-hachiman.html
コロナウィルスが流行する前に、福岡に行ってきました
https://dimetel.jp/2020/03/25/ref11/
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