流行した償却資産

利益が出た時に、利益を圧縮することによって、支払う税金を減らしたいと思う人がほとんどでしょう。利益を圧縮する方法として、

一括償却できるものを購入する。

減価償却できるものを購入する。

ということを考える人は多いでしょう。

 

太陽光発電

太陽光発電における設備は、国策として太陽光発電を推奨していたので、平成27年3月31日まで一括償却することができました。現在では、償却資産として、税法に従い、耐用年数が決まっています。概ね17年だそうです。手元からお金は一括で出ていくわけですが、減価償却に17年かかるわけです。そのため、利益を圧縮することができるかどうかをシミュレーションする必要があります。また、毎年売電価格が下がっていますので、事業としても成立するものであるかをシミュレーションし、自分にお金が残るようであれば、検討しても良いと思います。

 

コンテナ

レンタル収納スペースの需要は年々増加しているように思います。大きく2つのタイプに分けられると考えられます。

・ビル1棟

・コンテナ

駅から遠いところや郊外の場所において、コンテナでのレンタル収納スペースを見かけたことがある人は多いと思います。コンテナは、償却資産になります。コンテナの大きさにより、減価償却期間が変わるようですが、概ねコンテナの減価償却期間は、7年だそうです。先ほどの太陽光発電設備よりも短い期間で償却することが可能です。

また、今まで郊外の遊休地を活用することができなかった土地を活用することができることもあり、注目されたものです。レンタル収納スペースで重要なことは、レンタル収納スペースの近くまで車で行くことができるかどうかということです。コンテナの場合も、太陽光発電設備と同様に、利益を圧縮することができるかどうか、事業としても成立するものであるかをシミュレーションし、自分にお金が残るようであれば、検討しても良いと思います。

 

コインランドリー

最近、街を歩いていると、見かけることが増えました。20年前であれば、寂れたコインランドリーでしたが、現在のコインランドリーは、オシャレで、カフェが併設されているところもあるようです。弊社から徒歩5分以内に2件もあり、目の前を通ると、使っている人が多くいます。

コインランドリーには、洗濯機と乾燥機があり、どちらも償却資産になります。洗濯に関する機器の減価償却期間は、概ね13年だそうです。太陽光発電設備よりも短く、コンテナよりは長いということです。

様々な償却資産がある中で、コインランドリーも流行ったものの一つです。コインランドリーが乱立しました。そのため、採算が会わずに、撤退したコインランドリーも多くあります。

現在では、特にコインランドリーという概念ではなく、

カフェの一部にコインランドリーがある

というようなコンセプトが明確になったコインランドリーが人気です。したがって、エリアのニーズを的確に把握し、事業としても成立するものであるかをシミュレーションを行い、厳しく見積もった上で、検討する必要があるものになりました。利益を圧縮することができるかどうかということだけでは、なかなか事業として成立するものではなくなってしまいました。

 

さて、お伝えした3つの方法を取る場合には、償却資産を購入していますので、償却資産に対する税金がかかりますので、しっかりシミュレーションしておきましょう。

お伝えしたもの以外にも、様々な方法があります。

自分に合うものを検討すれば良いと考えますが、

ここで、忘れてはいけないことは、

新たに購入した償却資産から利益を得ることができるのか?

ということです。

 

支払う税金を減らすために、新たな償却資産を購入して、利益を圧縮するわけです。購入した償却資産の償却期間が終われば、また新たに償却資産を購入し、利益を圧縮するという流れですが、これは税金を支払う時期を後に伸ばしているにすぎません。しかも、利益を圧縮するために、手持ちの現金を使ってしまっていることにより、いざという時に手持ちのお金が無いという状況になりかねません。手持ちのお金を保ちつつも適正に利益を圧縮することを考えましょう。そして、利益を得ることができる償却資産を新たに購入しましょう。

 

 

認知症大家対策アドバイザー

岡田文徳

 

 

引用:

賃貸住宅フェア2019 in 東京

こんなにすごいコインランドリー!

 

国税庁HP

機械及び装置の耐用年数表

http://www.city.omihachiman.shiga.jp/cmsfiles/contents/0000002/2387/kikaisoutitaiyounensu.pdf

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